2014-04-27

Disney International Program その2




少し更新があいてしまいました。私もついに先日オーランド入りをしました。
さて、本日は前回の続きです。
前回は主にAcademic Exchangeのお話をしました。
今回はほかの3つについてお話します。
ちなみに、いずれも大学を卒業したあとに参加する方がほとんどです。

◆Cultural Representative Program(米国三越)◆
こちらはAcademicと同じくらい多くの人が参加するプログラムではないでしょうか。
エプコットの日本館で1年間日本の代表として働きながら文化を紹介するということが目的のプログラムです。
http://cr-program.com/
こちらがそのホームページ。

この日本館はディズニーの中にありますが、三越が経営するものでもあります。
ですので、選考はすべて日本で行います。(日本の就活っぽいです)

では、どんなお仕事があるか。ざっくりになりますが。。。
レストラン:サーバー、鉄板シェフ、寿司職人、ゲストサービス(予約・案内)などがあります。シェフや職人系は未経験でもちゃんと教えてくれるので安心してください。
ちなみにゲストサービスが一番英語力を求められるとか・・・・。

マーチャンダイス:いわゆる物販です。物販といっても、ピックザパールといって、ゲストに真珠取りの体験を行ってもらったり、というものもあります。ほかにはお酒、日本の食品・お菓子の販売、着物の販売、雑貨・アニメグッズ・美容グッズetc...(いわゆる土産品)の販売があります。

ちなみに雇用としては米国三越になるので、社員証や福利厚生がほんの少し違うみたいです。

◆Cultural Representative Program(Disney雇用)◆
上と同じように、日本代表として働きながら文化を発信していくプログラムです。
大きく違うのがこちらはディズニー社直接雇用ということ。
職種はふたつ。

Guest Relations 日本のパークでもおなじみ、いわゆる総合案内所です。ですので困ったことがあったり、落とし物がある場合などはみなここに向かいます。ほかにもレストランの予約、FastPass+の管理(?)、クレーム対応などやることは様々ですし、かなり忙しいです。ロケーションはMagic Kingdom, Animal Kingdom, Downtown Disney, Epcot, Hollywood Studiosです。

Kidcot こちらも米国三越同様、Epcotの日本館で働きます。EpcotのWorld Showcaseには日本館のように、たくさんの国が集まった場所です。スタンプラリーではないですが、各国の言葉で自分の名前を書いてくれるキャストが常にいます。それがこの職種。ほかにも折り紙を一緒に折ったり、『文化交流をする』という意味ではこのプログラムの考えに一番近いと思います。

◆DVC Program◆
Disney Vacation Club といういわゆる会員のようなものがあります。日本でも最近広がってきており、ショッピングモールやイクスピアリ、パークにいくと目にする方も多いのではないでしょうか。
http://www.disneyvacationclub.jp/
が日本のDVCのホームページになりますので、興味のある方がいたらぜひ。
このプログラムはCRP同様1年です。(本当は2年になるはずだったのですが、ビザの問題がいろいろあり実現しませんでした涙)
ロケーションはディズニーから少し離れたCelebrationというディズニー所有の土地の中にあるオフィスになります。それぞれ自分のデスクがあるので、自由に周りをデコレーションしたりと少し憧れます。
では何をするかというと、日本のみならず世界中からの日々電話やメールの問い合わせへの対応を主に行います。顔の見えないコミュニケーションなのでGuest Relationsとはまた違った難しさややりがいがあるのではないかと思います。
ちなみにこのプログラム、日中は現地、夜は日本のゲストを対応するとのことなので、シフト体制はおそらく24時間です涙
日本のゲストを対応するので、面接の前に電話で敬語のテストがあります。10問程度でそんなに難しくはありませんが、いざやってみると意外と出てこなかったりします。


以上がプログラムの概要です。
自分の経験だけでなく、友人から聞いた話もたくさんあるので、もしかしたら少し違ったりするかもしれません。ご了承ください。


さて、そんな私も29日、あと2日後にGuest Relationsとしてのプログラムが始まります。
その模様もお伝えできたらいいなと思います。

※画像はwikiより転載(笑)



2014-04-21

Disney International Program その1


本日はDisney International Programってなんぞやという話をします。

http://ip.disneycareers.com/en/default/
英語ではありますが、こちらにすべて載っていますので参考までに。

これをもとに日本に存在する、いわゆるアメリカのディズニーで働く方法をご紹介したいと思います。

現在日本ではWalt Disney Worldで働くためのプログラムが4種類あります。
大学を介したAcademic Exchange Program米国三越によるCultural Representative ProgramDisney社直接雇用のCultural Representative Program、そしてDVC programがあります。

◆Academic Exchange Program◆
大学在学中に現地の大学を介してディズニーで半年間インターンシップを行うプログラムです。
ですので、現地の大学の授業も参加しつつ、ディズニーで仕事をするというものです。
これに応募するためには参加している日本の大学(現在13校)、学部に在学していることがまず条件となります。大学によって応募条件がかわりますので、そちらは要確認してください。ちなみに私がいた大学では、TOEFL iBT 61点以上が応募の条件でした。

では、職種はなにするの?という話です。主にパークやホテルが職場になります。

Role Rotation…Attraction, Merchandise, Food & Beverageのうち2つのやります。こちらは主にパーク配属ですが、まれにホテルになることもあります。

Front Desk…ホテルのフロント業務。主にチェックイン、チェックアウト、質疑応答、クレーム対応をやります。また、Curbsideといって、訪れたゲストをフロントなどにご案内するお仕事もします。(ちなみにiPadを使うお仕事なので楽しいと思います)

Concierge…フロント業務に加え、チケットの販売・変更、レストランの予約、航空券の発見、空港へのリムジンバスの手配などなど、フロント以上にやることが様々です。英語力とともに、知識が問われる仕事です。

Lifeguard…文字通りです。プールの安全を守るキャストです。

Custodial…バックステージでのサポート役です。(最近我が大学で追加されたものなので、詳しいことがわかりません。すみません。)

Entertainment…皆様がご存知のあれです。身長の規定があったりするので、あまり身長が高い方だとちょっと不利になる可能性のある職種。

ちなみに『授業もして、仕事もするって大変では!?』と思う方いるかもしれません。
ご安心ください。ちゃんとそこはバランスをとってくれているので大丈夫です。
私の大学を例にします。
渡米後はじめの10日間、フロリダ州立大学でみっちり大学生活。
その後ディズニーに移り、仕事が本格的に。授業は月1回、大学の教授が直接きてくれます。
授業と書いてますが、どちらかというとカウンセリングの要素があるのでそんなに難しくありません。
もちろんその間の宿題は出てますが、そんなに大量ではないのでご安心を。
ちなみにディズニーでもいくつかの授業を持っているので、自分で選んで受けることもできます。これがなかなか面白いですよ。
私はディズニー流ビジネスの授業をとっていたのですが、パークで授業があったり、歴史を深く学んだり、週1の授業ではありますが、受講して損はない内容です。


Academic Exchangeの話が長くなっていまいました笑
ほかの3つは次回に持ち越します。

※間違っている場所などがありましたら、ご指摘ください。


2014-04-17

最初のDisney International Program にたどりつくまで




更新遅くなってしまってすみません。胃腸を壊して寝込んでました笑

さて、本日はまず本題等々に入る前に、私がこのディズニーのプログラムに出会ったきっかけについてお話したいと思います。(私事なのであまり面白いお話ではないかと思います苦笑)


まず私がいたM大学では、このプログラムが入学当初からありました。
フロリダの大学と3連携をし、大学の単位をとりながら、ディズニーでのパークのお仕事もできるという、とても魅力的なものでした。(もちろん競争率は高いですが)
このプログラムに参加するには必ず日本の大学が提携している必要があり、M大学はその対象にはいってました。
当時は3校くらいしか提携校がありませんでしたが、最近では10数校と数も増えたので、チャンスは広がったと思います。
http://ip.disneycareers.com/en/academic-exchange-program/how-to-apply/
こちらのホームページにリストが載っていますので、ご参考にしてください。

そして私は採用され、晴れて半年間フロリダの大学に行きながら、フロリダのディズニーワールド内のホテルでフロントのキャストとして働きました。

その後日本に帰国し、就職活動を迎えたとき、『またアメリカのディズニーで働きたい』とふと思い、Disney International Programのホームページをみたのが今回参加するCultural Representative Programと出会ったきっかけです。
上記の大学で行くプログラムが半年間なのにたいして、こちらのプログラムは一年間、日本代表として参加するものになります。
また後日話しますが、米国三越という考えもありました。プログラムの根幹は一緒だったので。しかし、やはりせっかく行くのですからディズニー社に直接雇用で行きたいということで、当時面接をしていただいたリクルーターに直接アプローチをかけました。

その後、英文のレジュメ(いわゆる履歴書)と志望動機書(アピールのお手紙)を添付して送ってほしいとのこと。
そちらをおくり、書類が通過したあと、またリクルーターから返事がきて、4月の中旬に東京で面接会をやるからきてほしいというオファーがきました。

そのあと面接をし、晴れて合格、参加という流れになります。
もちろん知る人ぞ知るプログラムということもあり、競争率はなかなかだったと思います。
ただ、その後プログラムを拡大したおかげもあり、ただいま大量募集中みたいなので、興味のあるかたにとっては当時よりも参加しやすくなっていると思います。(ただし、私が参加するGuest Relationsの職種は基本的に経験者優遇になります)

以上が私がアメリカのディズニーで働くきっかけとなったお話です。
本当にご縁だったんだなと今でも感じますし、人生で一番輝いてた経験だったと今でも思っています。

次回はその日本に存在する『フロリダのディズニーで働く方法』を紹介します!
実はいろんな方法があるんですよ!お楽しみに!

2014-04-15

ご挨拶。

はじめてbloggerを使います。
未だに使い方がわからずおどおどです。

まず自己紹介。
ayakaといいます。本名です。
4年半アメリカのイリノイ州、半年を同国フロリダ州で過ごしたいわゆる帰国子女です
ただ、22年間のほとんどは日本で生活しています。
最近東京の某私立M大学を卒業し、就職せず、アメリカのウォルトディズニーワールドで1年間ゲストリレーション、いわゆるパークの総合案内所で働きます

サカナクション、ディズニー、ファッションが大好きで、カメラを片手に散歩するのが好きです。

三日坊主で終わってしまう不安要素満載な私ですが、このブログをはじめたきっかけ。
それは『アメリカのディズニーで働きたいという方に何か手助けしたいから
私自身、このプログラムに参加したいと思ったとき、googleでいろいろ検索しました。
しかし、残念ながら情報量は乏しく、身近にそういう経験をした方々の話を聞くまでわからずという状態でした。
おそらく私のような境遇の方がいるかもしれない、という想いからブログを始めようと思いました。

アメリカのディズニーで働きたい
Walt Disney World行くんだけど、情報が欲しい
とにかくディズニーが好き
そんな方々に少しでもお役にたてたらいいなと思います。
そして、一人でも多くの人に『アメリカのディズニーでも働くチャンスがある』ということを知ってもらえたらうれしいです。

長くなりましたが、どうかよろしくお願いします!
(三日坊主にならないように頑張ります。)